鎌倉英勝寺 英勝院祠堂

『鎌倉英勝寺 英勝院祠堂』 Googleマップ 鎌倉英勝寺  国指定重要文化財  寛永20年(1643)建立  平成24年(2012)10月8日撮影
カメラ機種名: Canon EOS 5D Mark III, 撮影モード: 絞り優先AE, 絞り数値: 16.0, シャッター速度: 1/30, ISO感度:6400, 測光方式: 評価測光, 露出補正: 0, 長秒時露光のノイズ低減: 自動, 高感度撮影時のノイズ低減: 弱め, 高輝度側・階調優先: しない, オートライティングオプティマイザ: 標準, 測距エリア選択モード: スポットAF, 周辺光量補正: する, 色収差補正: する
レンズ: EF16-35mm f/2.8L II USM, 焦点距離: 16.0mm, フィルター: マルミ光機 C-PL, 画像サイズ: 5760x3840を1024x683にリサイズ

 
2013年5月17日、文化審議会が英勝寺仏殿(扁額を含む)・山門(扁額を含)・鐘楼・祠堂(墓塔を含む)・祠堂門を国重文に指定するよう文科相に答申し、同年8月7日に官報にて告示されました。

英勝院の位牌が納められている祠堂は、水戸初代藩主の徳川頼房が養母英勝院の一周忌のために建立しました。
写真では見えませんが屋根は瓦棒(かわらぼう)銅板葺き、軒は垂木(たるき)が広がりをもって配置された優美な扇垂木(おうぎだるき)となっており、柱や組み物は金と黒漆を基調としつつも華麗な極彩色の模様など桃山様式の作風を伝える江戸初期の貴重な霊廟建築物です。
現在の祠堂は、これを保護する鞘堂に覆われているため、この程度の写真しか撮れませんが、太田家(我が家ではなく太田道灌系)の桔梗紋が見えます。
鞘堂の後、すなわち西側には、後に水戸2代藩主となる徳川光國が建立した英勝院墓塔があり、さらにその後の鎌倉石の山肌に掘られたやぐらには来迎の三尊石仏が祀られています。

[語句説明] 広辞苑によれば、つぎのとおりです。
◎祠堂(しどう) = ①(家の中の)祖先の霊を祀る所。寺院で、俗家の位牌をまとめて安置する位牌堂。持仏堂。たまや。 ②神仏をまつる小さい建物。ほこら。 ③省略
◎鞘堂(さやどう) = 風雨を防ぎ、社殿・仏堂を保護するため、その外におおいかけた建物。

外部リンク
各地区公式サイト: 神奈川県鎌倉市鎌倉市観光課  茨城県水戸市
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