NY郊外の駅とハナミズキ

『NY郊外の駅とハナミズキ(花水木)』 ニューヨーク州ニューヨーク市クイーンズ区 Googleマップ 米国ニューヨーク  2003年5月8日撮影
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LIRR(ロングアイランド鉄道)のベイサイド駅前です。女性が自動販売機でチケットを買っています。チケットは、日本と同様に窓口で買うこともできます。
右手の花は、桜ではなくハナミズキです。マンハッタンのセントラルパークやブルックリンの日本庭園には多数の桜が栽植されていますが、郊外ではハナミズキを多く見かけます。
この頃まで私の出張先がロングアイランドのナッソー郡ポートワシントン(ニューヨークシティ クイーンズ区の東隣)にあったので、ホテルに近いこの駅から終点のポートワシントン駅まで電車で通いました。
この辺りは冬だと道路が凍っていて転倒しそうになったことが何度もありますが、花の季節には日本のようにガーデニングの好きな人が多いようで途中の家々の庭にさまざまな花が植えられていて楽しい通勤でした。
線路はこちら。ホテルからベイサイド駅までの住宅地に咲くピンクのハナミズキはこちら。白いハナミズキはこちら。日本のハナミズキはこちら

NYの定宿の一つであるベイサイドのホテルは、JFK空港までタクシーで15分という近さなので出張先が北方へ移転した今も帰国前夜には必ずベイサイドに泊まります。
マンハッタンのホテルは概して高価なうえに、道路がマンハッタン内はもちろん、橋もトンネルも渋滞していて島外への車での移動がたいへんなのでほとんど使いません。
写真にマウスカーソルを置くと、電車のチケットの写真に入れ替わります。
この路線には改札口がないのでチケットがなくても電車に乗れます。乗車するとすぐに車掌さんがチケットを取りに来ますから持っていなければそのときに買うことになりますが、車掌さんが来ないこともありました。
ただし、ポートワシントンと逆側の終点となるマンハッタンのペンステーション(Pennsylvania Station)には、しっかしりた改札口があります。


[ヤマボウシとハナミズキの見分け方]
①ヤマボウシの苞は先に行くほど幅が狭くなり、先端が尖った形状である。ハナミズキの苞の幅は先の方が広くなって丸っこい。先端の辺りが凹んでいたり、黒っぽくなっていて凹んでいるように見える。
②ヤマボウシは花柄が葉っぱの上まで長く伸び、空を向いて咲くので緑の葉っぱが白い(またはピンクの)帽子を被ったように見える。ハナミズキの花は、いろいろな位置に咲く。
③ヤマボウシの開花時期は、ハナミズキより1ヶ月遅い。ヤマボウシが咲くまで咲き残っているハナミズキはない。横浜での開花時期はハナミズキが4月中旬~5月中旬、ヤマボウシが5月中旬~6月中旬で、両者の開花時期は重ならない。
上記は私が両者を比較した印象です。権威ある文献からの引用ではありませんので参考程度にお受け取り下さい。

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