『鎌倉英勝寺のワビスケ(ツバキ)』 昭和38年(1963)7月17日 鎌倉市の天然記念物に指定 平成21年(2009)2月11日撮影 カメラ機種名: Canon EOS 40D, 撮影モード: 絞り優先AE, 絞り数値: 8.0, シャッター速度: 1/180, ISO感度: 800, ホワイトバランス: オート レンズ: EF70-200mm f/2.8L IS USM, 焦点距離: 200.0mm(35mm換算=320.0mm), 画像サイズ: 3888x2592の3000x2000を1024x683にリサイズ 樹齢100年以上、樹高6mの大きな木に小さく清楚なピンクの花をつけます。 場所は、祠堂から見てほぼ正面です。祠堂の英勝院は100年ほど前からワビスケを鑑賞できるようになりました。 ワビスケは、普通のツバキと比較すると花が小ぶりで花弁の展開が小さく、すぼまっているので控えめな美しさがあります。 貴重なワビスケなのに、移入動物であるタイワンリスの食害を受けたそうです。樹皮を深さ7~8mmも削って食べてしまうので、幹の一周分を食べられると養分が行かなって枯れてしまうそうです。そこで現在は木の回りに網を廻らせて、リスが上がれないように対策がとられています。平成21年6月に訪問したときには仏殿脇の桜の木を走り回っていました。 六国峠ハイキングコース途中にある横浜市立金沢動物園でもタイワンリスの被害を受けたそうですから、生息域が拡大しているようです。2014年にはとうとう我が家の近くに現れました。 [語句説明] 広辞苑によれば、つぎのとおりです。 ◎侘助(わびすけ) = (文禄・慶長の役の際、侘助という人が持ち帰ったからという)椿(つばき)の一品種。葉も花も小ぶり。白・紅・絞りなどの一重の花を半開。花期ははやや早く、晩秋から。茶花に賞用される。季語は冬。 |
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