『鎌倉英勝寺 通用門と通用口』 平成20年(2008)3月15日撮影 門扉には、徳川家の三葉葵紋(家康)と太田家(道灌~英勝院)の桔梗紋を組み合わせて配されています。 私たち一般の訪問者は右手の小さな通用口から入り、¥300を箱に入れてから拝観します。 通用口は低いので、頭をぶつけぬよう・・・ではなく顔から衝突されぬようにご注意下さい。ちなみに、この女性の身長は163 cmです。かなりかがまないと、顔がぶつかってしまいますね。 撮影者(私)の背後が横須賀線、塀の左方に惣門(総門)があります。 鎌倉駅から英勝寺までは750mです。鎌倉駅から横須賀線の上り電車に乗ると、発車して間もなく左側に英勝寺が見えます。 嘗ての英勝寺は、横須賀線の線路を越えた先に敷地の境界線がありました。嘉永4年(1851)の『英勝寺境内図』によれば、横須賀線の敷地になった場所には役所、御長屋、御留守居など、役人の執務場所や住居が見えます。 この通用門の右手(化粧坂(けわいざか)や海蔵寺)方向へ少し歩くと、左側のやぐらに阿佛尼の供養塔があります。 山門復興事業に伴って、門扉と家紋も綺麗になりました。 門柱の貼り紙によれば、今日は山門復興工事開始を記念して13:30から書院で平家琵琶の会が開かれるそうです。 |
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