鶴岡八幡宮 桜とハクモクレン

『鶴岡八幡宮 桜とハクモクレン(白木蓮)』 Googleマップ 鶴岡八幡宮 2007年3月10日
まだ寒いのに桜も咲き始めました。

じつは、この写真を掲載した当時はハクモクレンでなくコブシと書いておりました。自分で見分け方をマスターした後に、このページを見て、慌ててハクモクレンに修正しました。上の写真を見ますと、白い花はほとんどが上(空)を向いています。斜め上はありますが、少なくとも真横より下には向いた花はありません。これは間違いなくハクモクレンです。

[コブシとハクモクレンの見分け方]
コブシの花の向きはバラバラ。ハクモクレンの花は空に向かって咲く。真横より下へは向かない。
コブシの花弁は6枚。ハクモクレンは花弁に似た白い萼(ガク)が3枚加わるため9枚に見える。
コブシの花はハクモクレンより小さく、花弁が薄くて幅が狭い。ハクモクレンの花弁は幅が広く厚い。
コブシの花は早く全開するが、ハクモクレンは花弁の展開が少なく、全開するのは散る間際だけ。
コブシは花の付け根に緑色の葉っぱが1枚以上着いているのが多い。葉っぱのないコブシ(
Note)の花もあるが、ハクモクレンにはこの葉っぱがないので、あればコブシと断定してよい。
コブシの樹高は10mを越えるものがある。ハクモクレンは4~5m止まり。
コブシの枝は直線的に伸びる。ハクモクレンの枝はカクカクと方向転換しながら伸びる。
⑧ハクモクレンの若い枝は垂直に元気よく伸びる。ビョーんと空に向かって伸びている茶色の若い枝があればハクモクレンと断定してよい。(ハクモクレンは、花も枝も空が好きなようです。)
Note: 1本の木に咲いている全部の花の付け根に葉っぱがなければ、それはコブシではなくタムシバ(田虫葉)という種類らしいです。コブシの花に付いている葉っぱのクローズアップはこちら(2014年版)。
上記は私が両者を比較した印象です。権威ある文献からの引用ではありませんので参考程度にお受け取り下さい。

見分け方つながりで、ハナミズキとヤマボウシの見分け方はこちら

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