ロサンジェルスの豪華なディナー 2004

『ロサンジェルスの豪華なディナー イクラ・チラシ寿司 2004』 カリフォルニア州ガーデナ市のホテル Googleマップ 米国LAのガーデナ市  2004年12月23日撮影
ニューヨークの
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ここガーデナ市に隣接するトーランス市は、LA(ロサンジェルス郡)地区でダウンタウンの次に日本人・日系人が多く住んでいるので、マルカイ、ミツワ等のスーパで食材以外にも日本の物品は不自由なく入手できます。もちろん、車も・・・トヨタの大きな工場と販売店があります。
ソイソース(醤油)のキッコーマンとヤマサは米国内に工場があります。キッコーマンは1973年にウィスコンシン州、ヤマサは1994年にオレゴン州で、それぞれの醤油工場が操業を開始したそうです。
ロサンジェルスにはジャパニーズレストランもたくさんあって、ラーメン(福岡とんこつ、札幌ミソ、ほか)、寿司、そば、讃岐うどん、吉野家の牛丼(Beef Bowl)、それこそ何でも食べられます。
海産物も安く新鮮です。寿司屋さんでさえ、上げ底でなく、ぎっしり詰まった箱ウニが$19。舎利のカリフォルニア米は美味です。

上の写真の全ての食材は、ここロサンジェルスで調達しました。
メインディッシュのイクラ・チラシ寿司、あさりの味噌汁、はぜの甘露煮、梅干し、焼酎「隠し蔵」、サッポロビール、ペットボトルのお茶と水等は、このホテルの筋向かいにあるショッピングモールで買いました。
『あさり汁』の上にあるのは、『My 箸(はし)』です。NY(ニューヨーク)でカップラーメンを食べようとしたときに箸がなくて困った経験がありますので、常時持ち歩くようになりました。このホテルのレストランには和食があって、朝食は専らそのレストランですので『My 箸』の出番がありません。
タバコは日本から持ち込んだものです。ハイライトは、さすがに日本が頑張っているLAでも調達が難しいですし、もしあったとしても米国ではタバコがとんでもなく高いですから成田空港出発ターミナルの免税店でたくさん購入して来ました。日本国内の6掛け程度の安さです。
左上にあるのは成田空港で借りてきた、ノキアのレンタル携帯電話です。通話料は、かけたときはもちろん、かかってきたときにも課金されますし、ものすごく高いです。米国の電話事情は、こちらをご参照下さい。

ところで、NYでジャパニーズレストランを経営している日本人が、「わさびは米国の土と水が合わないようで辛みと香りが出ないため、日本から輸入している。カナダでも栽培を試みた人がいるがダメだったそうだ。」と言っていました。その人は海苔も日本から輸入しているそうです。その人の、トイレの話題はこちら
この人はまた、「キッコーマン社が『米国では Kikkoman が Soy sauce の代名詞になっている』と豪語しているが、たしかにそのとおり。『キッコーマン』で通じるよ。」とも言っていました。
LAの日本人経営のお店の事情はよく分かりませんが、寿司屋さんは新鮮なネタの入手には困らないと言っていました。シーズンには関サバの刺身も提供できるそうです。

このホテルは、日本人が経営しているという New Gardena Hotel です。日本からLAへ出張する人はよく利用しているようです。
筋向かいのショッピングモールには、日本食材店、レストランのほか、一時帰国のチケット手配でお世話になったHISがあって、車での買い物客は日本人が多いです。
しかし、何故か町を歩いても日本人はあまり見かけません。しかしまた、ホテルの玄関前に観光バスが来ることがしばしばあって、ここが集合場所になっているそうです。日本人や日系人がぞろぞろ集まって来ることに気付きました。おじいさん、おばあさんの二泊三日のラスベガス旅行だそうです。LAからラスベガスまでは443Kmですから5時間程度で行けます。この手のパック旅行は日本にも多いですね。
LAには夏にも滞在しましたが、東のNYあたりと比較すると夏は乾燥して涼しく、冬は温暖で住みやすい地域だと実感しています。このホテルから通っているLA空港近くの会社の垣根はハイビスカスです。さすがに今は冬ですから咲いていませんが、枯れずに夏になるときれいな花を咲かせます。

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米国出張時、地元のテレビは専ら天気と交通状況の情報源にする程度で、ほとんどの時間は CNN を見ています。日本を含めて世界の動きを知りたいからです。
あに図らんや、この三日後に衝撃的なニュースが飛び込んできました。
TSUNAMI(ツナミ)です。
2004年12月26日にインドネシアのスマトラ島沖で発生した海溝型のM9(Mw(モーメントマグニチュード)は9.2)という大地震と、それに伴う津波で地元のスマトラ島を含むインドネシアはもちろん、マレーシア、タイ、ミャンマー、バングラディシュ、インド、スリランカ、モルディブで多くの犠牲者を出しました。この津波はさらにインド洋を越えてアフリカ大陸東岸のソマリアまで死者を出しました。
この地震と津波による死者・行方不明者の総数は、22万人を越えたそうです。
CNN は、多くの時間を「TSUNAMI」の報道に充てていました。「Tidal Wave (s)」も使われますが、「TSUNAMI」という表現が圧倒的に多く、英語として定着しています。
地震(Earthquake)のニュースは、1989年10月17日のラスベガス出張の報告にもあります。サンフランシスコ近郊で起きたロマ・プリータ地震です。
日本は自称「地震大国」ですが、北米大陸でも、ここ西側では巨大地震が多発しています。東側では地震がほとんど発生しません。もしNYで発生したら、「すわ! 爆弾テロか!」と、大騒動になるでしょう。前出の、米国生活が長いジャパニーズレストラン経営者が言うには「NYでも一度だけ僅かに揺れる地震があった。そのときはラジオが大騒ぎしていた。」とのことです。

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