『三春滝桜 2015』 福島県田村郡三春町大字滝字桜久保296(中通り地域(Note)) 2015年4月18日撮影 カメラ機種名: Canon EOS 5D Mark III, 撮影モード: 絞り優先AE, 絞り数値: 2.8, シャッター速度: 1/400,測光方式: 評価測光 , 露出補正 +2/3, ISO感度: 100, ホワイトバランス:オート, 長秒時露光のノイズ低減: 自動, 高感度撮影時のノイズ低減: 標準, 高輝度側・階調優先: しない, オートライティングオプティマイザ: 標準, 周辺光量補正: する, 色収差補正: する レンズ: EF70-200mm f/2.8L IS II USM, 焦点距離: 70.0mm, 画像サイズ: 5760x3840を1024x683にリサイズ まさに滝が流れ落ちるようで見事です。三春は福島県中通り地域(Note)の中央部、郡山から少し東に位置します。この一帯は、戊辰戦争のときはたいへんでした。これから会津へ行きます。 初回訪問で満開でした。以前から来たいと思っていたのですが桜の名所は多く、タカトオコヒガンザクラの高遠城址公園、上田城千本桜まつりの上田城跡公園、夜桜で有名な高田城跡高田公園に何度も通ったり、自宅近傍の富岡総合公園で観桜していて福島まで来る機会がありませんでした。 「今年こそ!」と思い立ったものの満開時期の予想が難しく、関東・上信越より少し遅いタイミングを設定しました。ところが今年はあっと言う間に桜前線は関東を通過してしまって焦りました。ネットで開花状況を確認しましたところ、4月15日に満開を迎えたようです。今日は18日ですから「最悪でも花吹雪」と、安心して出発したのでした。 下記のように、三春滝桜はエドヒガンとのこと。全国的に植栽されているソメイヨシノは、エドヒガンとオオシマザクラの交配種とされます。 滝桜の左右に、後方丘の上のソメイヨシノが見えます。比較するとエドヒガンの方がピンクが濃いのが分かります。 三春町の website によれば、つぎのとおりです。 ・ 種類: エドヒガン系ベニシダレ(バラ目バラ科) ・ 大きさ 高さ: 13.5m 枝張り: 東に11.0m, 南に14.5m, 西に14.0m, 北に5.5m 幹周り: 8.1m(地上高1.2m) 根周り: 11.3m ・ 開花期: 例年4月中旬から下旬 ・ 樹齢: 1,000年以上(推定) ・ 指定: 国天然記念物(大正11年10月12日、内務省告示第270号)指定名称「三春滝ザクラ」 ・ その他 天然記念物に同時に指定された5本の桜により「日本五大桜」、あるいは、うち3本により「日本三大桜」と呼ばれています。 三大桜は、「根尾谷淡墨ザクラ」(岐阜県本巣市)、「山高神代ザクラ」(山梨県北杜市)。 五大桜はほかに「狩宿の下馬ザクラ」(静岡県富士宮市)、「石戸蒲ザクラ」(埼玉県北本市)。 同じ中通り地域の花見山公園はこちら。西へ奥羽山脈を越えた会津地域の鶴ヶ城(会津若松城)はこちら。花ではありませんが南会津の『塔のへつり』はこちら。同じく南会津の大内宿はこちら。 Note: 福島県は、それぞれ南北に連なる阿武隈高地と奥羽山脈を境に三つの地域で構成され、異なる気候風土によって個性のある文化が育まれました。 太平洋岸から阿武隈高地までの浜通り地域、阿武隈高地と奥羽山脈との間の中通り地域、奥羽山脈から西側の会津地域に区分されます。 |
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