『鎌倉英勝寺山門復興事業 組立が進む山門下層部』 神奈川県指定重要文化財 寛永20年(1643)8月建立 平成21年(2009)8月29日撮影 仏殿側から見ています。 下層の柱が立ち上がり、壁材も再組立が進んでいます。 既に部材があるのに、なぜ四年間もの工期が必要なのか疑問でしたが、理由が分かりました。 旧材(古材)をポンポンと組み立てれば完成するわけではなく、不足していたり腐朽したりしている部材は新材を現物合わせで一つ一つ加工して作られているようです。新材には、旧材の部分との違和感をなくすため、「古色塗り」という作業が行なわれるそうです。 丁寧で、神経を使う仕事です。長工期を要することを納得しました。 工程表はこちら。 ★平成22年(2010)1月の「英勝寺だより」によれば、下記のとおりです。 平成21年(2009)12月に棟上式が執り行なわれたそうです。取材はできませんでした。 平成23年(2011)3月: 足場、防護ネットが撤去され、山門の全容が見える予定。 平成23年(2011)5月: 落慶式(予定) 公開日は別途通知 |
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