稱名寺釈迦堂

『稱名寺 釈迦堂』 Googleマップ 称名寺  文久2年(1862)建立 2008年5月17日撮影
禅宗様(ぜんしゅうよう)、廻縁付(まわりぶちつき)の宝形造(ほうぎょうづくり)で、屋根は茅葺きです。
右手の木立の向こう側に「称名寺市民の森」ハイキングコースに合流できる道があります。その道を奥に進んで山に上がると、突き当たりに稱名寺開基の北條實時とその一門の墓があります。

頂部に2個の北條鱗紋が並んでいます。北條鱗紋は正しくは底辺が長い二等辺三角形を3個組み合わせた形で、北條氏に関係する建物や多くの物品に使われています。
後北條氏(小田原北條氏)は、これを引き継いで使いました。もちろん(鎌倉)北條氏には無届けでしょうね。
さらに、ちょっと見づらいですが左の金堂の瓦にも、全ての先端部に北條鱗紋があります。

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