皇帝ダリア 挿穂の保存中

『皇帝ダリア 挿穂の保存中』 我が家  2013年12月29日撮影
カメラ機種名: Canon EOS 5D Mark III, 撮影モード: 絞り優先AE, 絞り数値: 5.6, シャッター速度: 1/320, ISO感度:250, 測光方式: 評価測光, 露出補正: +2/3, 長秒時露光のノイズ低減: 自動, 高感度撮影時のノイズ低減: 標準, 高輝度側・階調優先: しない, オートライティングオプティマイザ: 標準, 測距エリア選択モード: スポットAF, 周辺光量補正: する, 色収差補正: する
レンズ: EF24-70mm f/2.8L II USM, 焦点距離: 47.0mm, 画像サイズ: 5760x3840を1024x683にリサイズ


朝の気温は地表が-1℃でまで下がって、皇帝ダリアの鉢と同じ高さにある池が凍り付いてしまいました。池の様子はこちら
こうなると皇帝ダリアは半日で葉が真っ黒く変色して枯れてしまいます。即刻、下記のように挿穂の準備をします。
1st 先ず、茎の一節目の上側で切断して倒します。木質化しているとは言っても柔らかいですからノコギリで簡単に切れます。
2nd 植え付けるときに上下の判別がし易いように、節の上を短く、節の下側を長めに切り刻んで行きます。切る位置はこちら。切った挿穂はこちら
どうやら挿穂は太い方が元気な芽が育つようですし、あまりたくさんの挿穂を作っても植える場所がないため、茎の上の方の細い部分は挿穂にせずに破棄しました。
3rd 挿穂を来春まで保存するため、ポリバケツに入れて物置に置いておきます。ポリバケツには保湿のため土を入れます。

上の写真の20リットルのポリバケツには、①先ず土、②次に挿穂、③また土、④また挿穂、⑤さらに土・・・という順序で重ねてあります。すなわち、既に2段の挿穂が埋まっています。
これから⑦土、⑧左手にある挿穂、と3段に重ねて終了します。
写真のように、20リットルのポリバケツには1段当たり9個くらいの挿穂を並べることができますので、9 x 3 = 27 個の挿穂を保存できます。

【注意点 1】 挿穂を並べるときは横に寝かせないで、植え付けるときと同様に立てて並べましょう。横に寝かせると、翌年にポリバケツ内で発芽したとき、芽は上に向かって伸びますので、挿穂から見ると横向きです。植え付けた後に方向転換することになって、ぐにゃっと曲がって育ちます。発芽した時点で挿穂が立っていれば、植え付けた後にスムーズに成長します。
【注意点 2】 ポリバケツに土を入れる目的は保湿です。植え付けるときのように水をたくさんやると挿穂が腐ってしまいます。もし、乾いた土でしたら、びしょびしょにならない程度に水をまく程度にしましょう。
【注意点 3】 挿穂を収納したポリバケツは、氷点下にならず、しかし気温が上がらない場所に翌春まで置いておきます。北国の場合は暖房の効かない玄関が良さそうです。関東地方の我が家では、物置に置いています。5月まで物置に置きっぱなしにしたところ土にカビが生えましたが、問題は起きませんでした。

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