『ダイオウグミ(ビックリグミ)の花』 我が家 2014年4月5日撮影 カメラ機種名: Canon EOS 5D Mark III, 撮影モード: 絞り優先AE, 絞り数値: 2.8, シャッター速度: 1/400, ISO感度:100, 測光方式: 評価測光, 露出補正: +2/3, 長秒時露光のノイズ低減: 自動, 高感度撮影時のノイズ低減: 標準, 高輝度側・階調優先: しない, オートライティングオプティマイザ: 標準, 周辺光量補正: する, 色収差補正: する レンズ: EF100mm f/2.8L Macro IS USM, 焦点距離: 100.0mm, 三脚: SLIK カーボンマスター 924 PRO N + リモートスイッチ キヤノン RS-80N3, 画像サイズ: 5760x3840を1024x683にリサイズ ごく僅かに黄色みを帯びた白色で、直径が6mmほどの可愛い花です。ダイオウグミは自家受粉が難しいそうですので、今年は初めてジベレリン処理(Note)をしました。 2014年4月29日のコメント: 去年まで、すなわちジベレリン処理をしなかった頃は毎年10個くらいしか着果しませんでした。今年は豊作になりそうな予感です。花の後ろの部分が膨らんで実になるのですが、毎年、その部分が育たないで落ちてしまいました。今年はジベレリン処理が功を奏したようで、花の後方が直径5~8mmに膨らんだ実が数え切れないほど残っていて、毎日大きくなるのが分かります。 2014年5月3日のコメント: 実が順調に成長しています。大きい実は直径が1cmを越えました。4月29日のコメントに書きましたとおり、毎日大きくなっているのが分かります。その写真はこちら。 2014年5月24日のコメント: 予感が現実になって、今年は初めての豊作になりました。その写真はこちら。全体の様子はこちら。 2015年4月4日のコメント: 去年(2014年)と1日しか違わない本日、ジベレリン処理をしました。数え切れないほどの花数なので、5月下旬が楽しみです。 2015年5月6日のコメント: 今年も豊作の予感。成長中の写真はこちら。 Note: ジベレリン処理 ジベレリンの濃度は、グミの着果促進には100 ppmが最適。満開時と2週間後の合計2回実施する。 噴霧器のノズルを斜め上方向まで曲げる。購入した噴霧器は最大容量500ミリリットルなので、水は半分の250ミリリットルだけ入れる。 100 ppmにするために、250ミリリットルに『STジベラ錠5』の5錠全部を溶かす。溶けにくいので、先が平らなペンチでつぶして粉状にするとよい。熱くない程度のお湯にするとよく溶ける。1箱が5錠入りなので、1シーズンに2箱が必要。 説明書によれば、「100 ppmのジベレリン溶液250ミリリットルに展着材『ダイン』を2滴落としてよく混ぜる・・・」とあるが、『ダイン』はダラーっと出てくるため「2滴」は無理。「ほんの少しだけ」溶かせばOK。ジベレリン液が薄茶色になる。 この薄茶色が好都合。噴霧中にご近所さんから「何やってるのー?」と聞かれたら「木酢液をかけているよー。若葉にアブラムシがついて困るんだー」と言う。ジベレリン処理を知らない人が多いから、「得体の知れない液が飛んできて人が吸い込んだり車に付くと困る」なんて思われないため。ダインで薄茶色になっているので、濃い目の木酢液に見える。実際、若葉にアブラムシがたくさんいたので木酢液を噴霧した。どうしてもアブラムシが退散しないときは、『野菜・果物用』の殺虫剤を噴霧する。 ★2017年5月14日のコメント: ジベレリン処理は絶対に必要です。今年は、それが証明されてしまいました。体調が悪い(胸椎圧迫骨折)こともあって、処理をしませんでした。「毎年豊作だから、今年も何とかなるだろう。」という気持ちもありました。その結果、数個しか実が付きませんでした。熟すところまで行き着くのは、もっと少なくなりそうな気がします。我が家のようにグミの木が1本しかない場合は、ジベレリン処理が必須であることを思い知らされました。まぁ、今年はグミの木に休んでいただいて、来年はまた数え切れないほどの実を付けてもらいたいと思います。 年前まで住んでいた鶴見の家にも1本だけグミの木があって、ジベレリン処理などしたことがありませんでしたが毎年たくさんの実が付きました。ダイオウグミより実の大きさが小さかったので種類が違うのか、またはご近所にグミの木があったのかもしれません。 ダインを混ぜるか否かについては、ジベレリン溶液を花に入念に吹きかければ混ぜなくても大差はないようです。ジベレリン処理をした2018年の豊作の様子はこちら。 |
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