『UFO (Unidentified Flying Object) (UAP) の軌跡 2008』(Note 1) English is here. 横浜市上空 2008年9月23日 午前4:00頃 上図は記憶を頼りに描きましたので、光点の進行方向、方向転換の位置・角度・回数、線分の長さ等の精度は高くありません。しかし、下記報告は正確、且つ真実です。決して潤色を加えておりません。 妻が早朝に出かけると言うので、道路に車を出して待っていたときのことです。快晴で、南東の空に月が出ていましたが星もよく見えるので見上げていたところ、西の空の低い位置にゆっくり動く光点を見つけました。 光点は一つだけで、点滅せず、赤や緑の色が付いていないので飛行機ではなく大きめの人工衛星かな?と見ていると、つぎのような不思議な動きをしました。 不思議な動き その1 発見したとき、光点はA点へ向かってスムーズに動いていたので、その時点では人工衛星だと思いました。 ところが、その光点がA点でビリヤードの球のように瞬時に方向を変えてB点へ向かったのです。 全く弧を描きません・・・ということは、この光点が質量を持つ物体だとすれば方向転換の瞬間に無限大の加速度を受けたことになります。人工衛星なら過大な加速度でつぶれてしまうはずです。B点、C点、そしてD点でも同様に、瞬時に方向を変えました。オーバシュートもリンギングもなく、とてもきれいに曲がりました。 むかし、PCのフリーソフトに、向こうから飛んできたボールにバーを当てて打ち返すというゲームがありました。カーソルキーでバーを左右に移動させてボールに当てるという単純なゲームですが、よく遊んでいました。光点のスムーズな動きと、方向転換の様子は、そのボールの動きと全く同じです。 不思議な動き その2 次に、E点で見えなくなり、同時(Note 2)にF点に現われました。まさに、テレポーテーションです。 E点で消えて、しばらく経ってからF点に現われたのではなく、E点からF点へ瞬時(Note 2)に移動したように見えました・・・ということは、この光点が質量を持つ物体だとすればE点とF点で無限大の加速度を受けたことになります。人工衛星なら過大な加速度でつぶれてしまうはずです。 G点から後は、月が明るいためか光点が見えなくなりました。西の空に発見してから3分程度だったと思います。 詳細 a) 物体の形状は分からない。丸い光点としか見えなかった。 b) 光点は、北極星(Polaris)よりかなり明るく大きかった。明るさも大きさも変化しない。瞬く様子もなかった。 c) 色は白熱電球か太陽光に似ていた。色は変化しない。自己発光か太陽光の反射かは分からない。 d) 速度は、高々度を飛ぶジェット旅客機か、低高度の人工衛星と同程度に感じた。流星より、はるかに遅い。 e) 速度は極めて安定している。私が観測している間、最初から最後まで一定だった。 f) 高度は、かなり高い。低高度の人工衛星くらいの高さに感じた。少なくとも鳥や虫が飛ぶ高さでないことは、自分が左右に移動して確認してみた。 g) 高度は変化しないようだった。すなわち、地表に平行に方向を変えながら移動しているように見えた。 h) 光点の移動は方向が変化する直線の組合せであり、弧を描かない。各々の線分は、完全な直線に見えた。 i) 各線分の長さが同じか違うかはよく分からないが、大きな違いはなかったように思う。すなわち、方向転換した直後に次の方向転換をしたり、ずっと直進したりということはなかった。 j) 方向転換の度にその角度が大きく異なるようには感じなかった。すなわち、例えばA点では10度、B点では80度というようなバラツキは感じなかった。また、戻る方向となる90度を超える方向転換はなかった。「では、平均で何度か?」と問われると困るが、30~60度くらいかなー?と思う。 k) 連続して同じ向きに方向転換することはなかった。すなわち右へ方向転換したら、次は左、その次は右という具合だった。アッチコッチと無秩序に動き回るようなこともない。左右に方向を変えながらも、基本的には東の方向へ向かっていた。 l) 方向転換時を含め、光点は常に存在していた。一つの直線上で一旦消えて再度現われるようなこともなかった。E点では、ここで一旦消えてからF点に現われたのではなく、E点からF点に瞬時(Note 2)に移動したように見えた。 m) 光点は常に移動しており、停止することはなかった。 n) 光点の数は終始1個だった。例えば方向転換点で2個に分かれるようなことはなかった。また、例えば噴射光のような他の光が見えることもなかった。 o) 音は全く聞こえなかった。飛行機なら、高々度でも機影の後方からエンジン音が聞こえる。 |
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UFO説を否定する仮説 下記の4案ほど考えてみましたが、否定は難しいです。 このUFOが、文明の進んだ異星人の乗り物だとすれば目的は地球の偵察だと思いますが、地球人の仕業だとすると目的は何でしょうか? 誰かが巨額の費用を投じて趣味でUFOファンに夢を与えているのでしょうか? 仮説1: プラネタリウムのように、誰かが地上からレーザー光線などを照射している可能性は否定できません。 しかし、空は晴れていて星が普通に見えていたので上空に光を反射する雲のような物質が存在しているようには見えませんでしたし、地上から光線が尾を引いている様子もありませんでした。 ビリヤードの球のような動きや瞬時に別の場所へ移動させることはレーザー光線を使えば可能ですが、地上から投光して安定した高さでスムーズな動きを見せるのは至難の業だと思います。反射面が厚みを持ってしまう雲に反射させたのではクリアな光点にはなりませんし、この光点は雲よりずっと高いように見えました。 地上から照射された光を反射し、且つその向こうの星の光を充分に透過するハーフミラーのような物質を均質に、しかも人工衛星が飛ぶような高さの空一面に配置するのは無理でしょう。 仮説2: この光点が人工衛星のようなものであって、例えばA点で左方向へ質量が大きく光を反射しない物体を発射したことが考えられます。 そうすれば、人工衛星本体は反動でB点に向かって方向を急転換します。C点では逆方向に発射・・・ですが、この仮説も無理ですね。物体を発射するとき、噴射光を出さないために火薬でなく強力なスプリングを使ったとしても、ビリヤードの球のような動きをさせるのは無理でしょうし、あんなに急激に方向を転換させたら加速度で人工衛星はつぶれてしまうはずです。 仮説3: 光点が太陽光の反射であるとして、例えば風船のような人工衛星であれば制御装置を含めても質量を小さくできるでしょうから、肉眼では弧を描いていないように見せられるかもしれません。 しかし、E点からF点に瞬時に移動させるのは不可能です。 仮説4: 瞬時に移動したように見せるには、例えば液晶のように光の反射を瞬時にコントロールできる表面処理を施した風船衛星2機を数10 Kmの一定間隔で移動させ、E点の直前までは1号機を反射モード、2号機は非反射モードに設定しておきます。そして、E点で1号機を非反射モードに切り替えると同時に、そのときF点にいる2号機を反射モードに切り替える。これなら可能かもしれません。 ただし、この方法はレーダーには二つの機影が捕らえられるでしょうし、肉眼でもバックに星があれば非反射モードの風船が星の光を遮ることでバレてしまうと思います。今回は光点に気をとられていましたので、バックの星が消えた瞬間があったか否かは分かりません。 |
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附記 1.私はUFOマニアではありませんし、天文学や星座に特別な興味があるわけでもありません。たまたま上記のように常識では考えられない動きをする光点を見ましたので、その一部始終を報告しておくことにいたしました。 2.光点の軌跡を写真に撮れれば説得力が増しますが、この時間帯に空を見上げたのは既に100回以上になりますので、1/100以下の確率のためにカメラや三脚を持ち出すのはちょっと面倒です。 3.私がUFOだと確信できるものを見たのは、今回が初めてです。 19年くらい前の夕方に東京渋谷の辺りを車で走っていたところ、西の方向に移動する大きなオレンジ色の光点を見たことがあって、UFOかな?と思いました。 しかし、その光点は安定して西の方向へ一定の速度で進んでおり、位置、方向、色、大きさ、そして明るさなどの何れかが急変するようなことはありませんでした。飛行機なら機影が見えるはずなので、これは人工衛星だったと思います。色は夕日と同じでした。それでも、翌日の新聞に「UFOを見た」という記事が掲載されました。 4.前項は人工衛星の可能性が極めて高いですが、今回はUFOの可能性が高いのになぜ報道されないのか不思議です。 光点の高度は人工衛星くらいの高さがありましたので、横浜市以外でも広範囲の地域で見えたはずです。 仮に、私が発見したときに光り出し、月の明かりで見えなくなったG点で消えたとしても、藤沢市、厚木市、大和市、綾瀬市、相模原市、鎌倉市、逗子市、横須賀市、川崎市、東京都、埼玉県南部、そして千葉県全域で見えたはずです。 さらに、私が発見したときに光り出したとは思えませんから、茅ヶ崎市、伊勢原市、平塚市、小田原市、そして箱根以西にも目撃者はいらっしゃるのではないでしょうか? ぜひ、ネット上に公表されることを期待いたします。 また、上図のように横浜市金沢区の天頂より少し北寄りを通過したということは、東京の真上を通った可能性が高いです。したがって、自衛隊のレーダー網に掛かっていないはずはありませんが、防衛省は全てを秘匿し沈黙を守るでしょう。国防上必要であれば、それは仕方がありません。 もし、このUFOが地球より進化した異星から来たのであれば、地球のレーダー電波に対してのステルス性を確保するのは容易いことでしょうが、光点が肉眼で鮮明に見えてしまうのですからステルス性などは意に介していないように思います。ですから、自衛隊の高々度を監視するレーダーには、間違いなく機影が捕捉できていたはずです。 5.私の精神状態は、たぶん正常です。現役の会社員でいられるので、狂ってはいないと思います。また、見た直後に、しっかり車を運転できましたから寝不足で夢を見ていたのでもありません。目は、飛蚊症がありますが上記の光点の振る舞いはしっかり見えていました。 Note 1: この報告では、UFOとAlien Craft、すなわち「(文明の進んだ)異星人の乗物」とを、敢えて混同しております。 この光点は飛行機ではない、人工衛星でもない・・・したがってUFO(未確認飛行物体)であり、動きを考えるとAlien Craftではないかと思います。Alien Craftであることが確認されればIAC(Identified Alien Craft)となります。 そこで、厳密にはタイトルを「UFO」ではなく「UAC(Unidentified Alien Craft)(未確認の異星人の乗物)」とすべきかもしれませんが、しかし「UAC」では多くの人には何だか分からないことと、光点が乗物ではないかもしれないこと、そして異星人ではなく地球人の作品かもしれないということもあり、面倒なので「UFO」としました。 最近、米国防総省は未確認異常現象「UAP (Unidentified Anomalous Phenomena)」の呼称を使い始めました。この呼称が一般的になりましたら変更を検討します。そのサイトは下記です。 全領域異常対策室(AARO)のサイト: https://www.aaro.mil/ Note 2: 厳密には、上図のE点で光点を一旦見失いましたので、F点で発見するまでの僅かな空白時間は存在します。 |
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