地デジ同軸ケーブル引き回し図と経緯・調査結果

『地デジ同軸ケーブル引き回し図と経緯・調査結果』 我が家 GL: PM95ti49te Googleマップ 金沢区富岡西

結論を先に申しますと、つぎの二つの対策を実施したことで、6CH/8CHが見えない問題とTVIの両方とも完全に解決しました。
対策:
①1階に2分配器を設置
②分配器から『TV 2』へのケーブルを新品に交換

経緯:
1階の『TV 1』で、数ヶ月前から6CH/8CHが見えなくなりました。自分は6CHも8CHも見ないので放置していましたところ、7MHzでも14MHzでも、FT8を100Wで運用すると地デジの全チャンネルで「受信できない」という主旨のエラーメッセージが表示され、視聴できなくなるというTVIが発生していることに気付きました。電波を出さなければ、6CHと8CH以外は異常ありません。
なお、FT8がTVIを発生しやすいわけではありません。FT8しか運用していないのです。当局はリビングの一角で細々と運用しておりますので、SSBやFM、すなわち声を張り上げるモードでは運用が困難なのです。HFとVHFのアンテナを再建した後も、実際にはQRT状態でした。そんな状況下、JE1KDIが来宅してFT8を運用できる状態に設定してくれたお陰でON AIRできるようになりました。FT8は声を出さなくてもQSOできますので、当局の救世主です。
しかし、唯一の運用手段であるFT8でさえTVIが発生しては仕方がありませんので、調査を開始しました。

調査結果:
地デジ用同軸ケーブルの引き回しは、当初は上図のようになっていました。2階に一旦引き込み2分配器に入力、分配器のOUT 2から壁の内側を通って1階の2分配器へ入力・・・と思いきや、なんと1階には分配器がないのです。
『TV 1』のケーブルはアンテナコンセントへ接続されています。これは正常です。
問題は、『TV 2』のケーブルが壁の内側でアンテナコンセントの端子に直付けされていたことです。つまり、『TV 1』と『TV 2』が並列に直結されています。
そこで、新たに購入した2分配器に接続するため『TV 2』のケーブルにコネクタを付けようとしたとき、こちらの写真のように網線(あみせん)(シールド部)が派手に腐食し断線していることを発見しました。
中心導体は、網線より太いせいか表面は黒くなっていても導通していました。逆に、導通していたことで問題が発生しました。『網線が断線 & 中心導体が導通状態』という組合せが、6CH/8CHが見えない問題とTVI発生の原因でした。この組合せの場合、まるで『TV 1』の同軸ケーブルの芯線に15mの『電線』を接続しているような状態ですから、この『電線』にHFの電波が乗っている様子が想像できます。
15mという長さが地デジの6CH/8CHの波長と関係ありと考えましたが、単に他のチャンネルよりも受信レベルが低いだけでした。

考察:
『TV 2』へのケーブルは、以前の1階の住人(私の親)がアナログのVHF/UHF放送を受信するために配線しましたので、少なくとも20年以上経過しています。地デジはゴーストが顕在化しないため、私たちが2階から1階に移住して8年ほどの間、不適切な配線に気付きませんでした。2台のテレビが並列に接続されているだけなら全チャンネルが正常に見えていたのです。TVIも発生しませんでした。
なお、『TV 2』のケーブルの中心導体も充分に(?)腐食して断線し、『TV 2』へのケーブルが完全に切り離されれば『TV 1』は従来どおり視聴できたはずです。中心導体は網線より太いため、腐食で断線するまでには、まだまだ年月が必要だったようです。

地デジアンテナはこちら。原因の同軸ケーブルはこちら。対策後の写真はこちら

外部リンク: JARL(一般社団法人 日本アマチュア無線連盟)  JA1YJY 横浜鶴見クラブ  QRZ.com(JA1POP)  QRZCQ.com(JA1POP)  総務省電波利用ホームページ>…>無線局等情報検索「アマチュア局」JA1POP 固定局JA1POP 移動局

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