『測定器の一部』 我が家 GL: PM95ti49te 昭和55年(1980)5月4日撮影 上が自作ミリワットパワー計で、スレッショルドレベル(整流(検波)開始の閾値)が低いショットキーバリアーダイオード ISS16 を使っています。 周波数範囲: DC~500 MHz, 測定範囲: 1 mW~1 W 右はリーダー電子社製 Model LPM-8800という終端型パワー計です。40年間使ってきましたが整流(検波)のダイオードが壊れてしまったようです。メータの振れが半分くらいになってしまって、100 Wのはずなのに30 W程度を示すようになってしまいました。ダイオードの外観に異常は見られません。型番が分からず困りましたが、ミリワットパワー計で使った ISS16 がカラーコードと外観寸法が全く同じですので、これだ!と勝手に断定して交換しました。偶然、ISS16が使われていたようです。 周波数範囲: 1.8 MHz~500 MHz, 測定範囲: 0.1 W(最小目盛)~150 W(80 W超は30秒以内) ミリワットパワー計の下は自作NF (Noise Figure) メータです。NF メータは、受信機の感度や自作したプリアンプの特性を測定するためにノイズ発生用真空管を入手して作りました。この真空管はSylvania社の5722という2極管で、アノード(プレート)に流す直流電流に比例したホワイトノイズを発生させることができます。MT管ですのでVHF以上では絶対値の信頼性は乏しいですが、受信機の感度が以前より良くなったか否かは明確に分かります。5722の写真はこちら。こちらの430MHz用ローノイズプリアンプも、このNFメータで測定して効果を確認しました。 ミリワットパワー計の向こうには、三田無線研究所のミニブリッジが見えます。これはインピーダンスブリッジで、抵抗器の直流抵抗値はもとよりコンデンサ(Capacitor)の容量、コイルのインダクタンスが測定でき、測定範囲が広くてたいへん有用です。ただ、私のものだけかもしれませんがメータの針を振り切れさせると、ストッパーにくっついてしまって手でコンと叩かないと針が戻らないのが難点です。 三田無線は、グリッドディップメータでも有名です。その写真はこちら。じつはFETでディップメータを作ったのですが、その校正のために三田無線のこれを買ってしまいました。自作した意味がありませんね。 この頃は測定器を充実させることに注力していました。製作したVSWR計はこちら。 |
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