栗田 寛 (くりた ひろし)
父: 栗田雅文
生誕: 天保6年9月14日(1835/11/4)  場所: 水戸城下の下町(しもまち)本6丁目(現 水戸市本町3丁目)
没年: 明治32年1月26日(1899/1/26) 享年: 63歳  場所: 東京市牛込

国学者、漢学者、歴史学者。文学博士。
水戸城下で油商を営む雅文の3男。
石河幹脩(明善)、会沢安(正志斎)に学ぶ。
安政5年(1858)彰考館に出仕。
明治10年(1877)、太政官修史館掌記になり明治11年(1878)辞任して水戸へ帰る。
明治12年(1879)、彰考館が再開されると活動の中心となり豊田天功により進展したがなお未完だった『大日本史』の「志」・「表」を完成。
249年間にわたる『大日本史』編纂事業に於いて、「志」・「表」の編纂に多大な功績を残した人物として豊田天功とともに名をあげられる一人。
明治25年(1892)、帝国大学文科大学(現 東京大学文学部)教授。

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