『ルーフタワーとアンテナ 1981』 我が家 GL: PM95ti49te 1981年8月23日撮影 地上高12 m, 50 MHz帯用6エレ八木、地上高13 m, 430 MHz帯用12エレ八木 x 2列スタック、地上高14 m, 144 MHz帯用7エレ八木 x 2列スタックです。加えてタワー頂部から14 MHz用ダイポールを左斜め下に張っています。 今から年前の1967年に鶴見区から、ここ金沢区へ転居した当初は自立鉄塔でした。ところが12年後の1979年に家を増築することになって鉄塔が邪魔になったため撤去しました。そこで再建策を検討した結果、地面から上げるのはたいへんですのでアルミ製のルーフタワーに決めました。 当初、7.5 mのルーフタワーを写真左手に見える2階の屋根に上げようとしたのですが怖くて建てられず、妥協して1階の屋根に設置しました。1979年暮れの正月休みの雪がちらつく日に、瓦で滑りながらも1人で一気に上げました。いまでは考えられませんが、この頃はすごいパワーがありました。 先ず、ルーフタワーの基台を1階の屋根に設置して4方向からステーを張ります。次に滑車を取り付けたコンジットパイプを基台に固定してタワーの1段目を滑車で引き上げボルト・ナットで固定しステーを張る。2段目も同様で、1段目にコンジットパイプを固定し、2段目を引き上げてボルト・ナットで固定しステーを張る・・・という具合です。各2mの3段目までを、タワーと屋根と地上を何度も往復して組み上げました。 ステーは、デベロープという商品名で内部がグラスファイバーでジャケットがPVCという構造の強力なロープです。直径が10 mmのものを使いました。写真のタワーが存在した26年間に、事故は一度も発生しませんでした。 敷地の海抜は40 mを越えますが、東を除く周囲3方向が遥かに高い台地になっているため、V/UHFではロケーションが劣悪です。 その後、地面でも転ぶ歳となり屋根に上がること自体が怖くなったため、ご近所のハム(梅田さん)にお願いしてルーフタワーとアンテナを有償で解体・廃棄していただきました。じつは、それを見るのが辛かったこともあって、米国出張中に下ろしていただきました。2005年のことです。 それに加えて、翌2006年に更新した車には雨どいがないためアンテナ基台が簡単には取り付けられず、家にも車にもアンテナがない状態が続きました。ロケーションが悪いため、ハンディトランシーバでは近所のリピータにもアクセスできません。 そんな状態が10年余り続きましたが、JH1WVJからの督促もあって2017年1月にアンテナの再建に着手しました。その報告はこちら。 |
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