エンパイアステートビル 1982

『エンパイアステートビル 1982』ニューヨーク マンハッタン Googleマップ 米国NYエンパイアステートビル 1982年6月20日(日本時間)撮影
日本との時差はこちら。ニューヨーク州の位置はこちら
上の写真は古いですが、下記情報は逐次アップデートしています。
米国、ニューヨーク(以下NYと表記)、そしてマンハッタンについては、このページに多く書いています。

エンパイアステートビルの竣工は1931(昭和6)年で、前年に竣工したクライスラービルより「少しでも高く!」と競って勝ったのだそうです。高さは443m、102階建てです。
2012年、グラウンドゼロの跡地に建設中の1WTC (One World Trade Center) がエンパイアステートビルの高さを越えたため、NYで一番高いビルの座は1WTCに譲りました。

NYと言えば、エンパイアステートビルを代表とする摩天楼(Skyscraper)というイメージですが、TV等のメディアで紹介される、超高層のオフィスビルが建ち並ぶあの光景は、NY州はもちろんNYシティに狭めても、ごく一部でしか見ることができません。
摩天楼は、南北が24Km、東西は僅か3Kmの、地図上で縦に細長いマンハッタン島の中だけ、しかも南半部に集中しています。位置関係は、この写真をご参照ください。
NY州は、大西洋から見た間口は狭く、マンハッタン島の西側を流れるハドソン川の対岸はお隣のニュージャージー州です。
東側は、ブロンクスの端からコネチカット州との境まで北東方向に30kmほどしかありません(ただし、マンハッタン島の東に横たわるロングアイランドもNY州ですから、これを間口と考えれば150kmもありますが)。
間口は狭くても北方向には急に拡大していて、エリー湖からオンタリオ湖の間のナイアガラの滝のさらに先まで続く広大な面積を有します。すなわち、北辺はカナダとの国境です。
その広大なNY州全体に摩天楼が建ち並んでいるはずがなく、NY州もそれ以外の州も含め、総じて米国は緑と自然が豊かな地域が広がっています(砂漠もありますが)。
だからこそ、摩天楼が集中するマンハッタンの存在感が高まり、米国中から、そして世界中から観光客が集まるのでしょう。

マンハッタンで正確な方位を考えるなら、ブロードウェイはセントラルパークから南ではマンハッタン島を左上から右下へ斜めに走っていて、この区間が正確な南北に近いです。
しかし、マンハッタンでは「yyアベニュー(yy番街)」を南北と思った方が直感的に分かり易いですし、実際の区画割りと住所の東西南北も、アベニューと、これに直交するストリートを基準にして決められています。このサイトの表現も、それに倣います。
道路は、東から西へ1st Avenueから始まって12th Avenueが縦(南北)に並んでいます。しかし数字だけではなく、Park、Lexington、Madison、Broadwayという名前のアベニューが含まれるので、ややこしいです。
つぎに横方向、すなわち東西に走るのは「xxストリート(xx丁目)」です。番号は南から始まっていて、グリニッジビレッジ北方の1st Street(1丁目)から、マンハッタン島北端の218th Streetまであります。
グリニッジビレッジは都市計画による区画割り以前に成立していますので、道路が碁盤の目のようになっていなくて複雑です。
また、全てのアベニューやストリートが島の端から反対側の端まで通じているわけではなく、途中から始まったり、途切れたりしている道がたくさんあります。

NY市(ニューヨークシティ)は、ニューヨーク区であるマンハッタン島を中心に、その北(正確には北東)のハーレムリバー対岸のブロンクス区、南(南西)のスタテンアイランド区(スタテン島)、マンハッタン島の東に横たわる細長~く大きな島、ロングアイランドのクイーンズ区、そしてクイーンズ区の南に隣接するブルックリン区という、五つの区で構成されています。
ついでながら、ニューヨークの州都は嘗てはNY市でしたが、現在はAlbany(オルバニー)市です。また、NY市が米国の首都であった時代もありました。首都と州都の変遷はこちら

マンハッタン島で北を向いて左側はハドソン川、右側はイーストリバーです。島の北端は、ハドソン川の支流ハーレムリバーで北米大陸と隔てられており、北米大陸やロングアイランドとは、トンネルと多くの橋で結ばれています。
マンハッタン島の南端はアッパーニューヨーク湾に面しており、バッテリーパークからは、嘗て移民局があったエリス島、自由の女神のあるリバティ島、その向こうにスタテン島が望めます。スタテン島の向こうは大西洋です。

マンハッタン島の東西方向は約3Kmしかありませんから、一気に歩けば30分程度で横断できてしまいます。南北方向は約24Kmありますので徒歩で縦断する人は、あまりいないと思います。しかも、セントラルパークから北に少し行くとハーレムなので、徒歩では入り込まない方が無難です。

NYは人種のルツボと言われるとおり、世界各国からの移民が、このマンハッタンにも、周辺にも、そして米国全土にたくさん住んでいます。
移民はコロニーを作りがちで、コロニーの中では自国語だけ喋れれば取り敢えず生活できますから、一生英語が話せない人もたくさんいるそうです。
日本人・日系人は西側、すなわち太平洋側の、特にCA(カリフォルニア州)のLA(ロサンジェルス)とその近郊に多く集まっています。

マンハッタンへは観光客が世界各国からやって来ますが、米国内からの御上りさんが特に多いようです。
マンハッタンを歩いていると、どう見ても米国人と思われる人から頻繁に道を聞かれます。何でオリエンタルの私に尋ねるのか? 当時の私は御上りさんが多いことを知らなかったので、不思議に感じました。同じ米国人に道を聞くより、東洋人に聞いた方が恥ずかしくないからではないかとのことです。
最近は日本語が聞こえてくることが多くなりました。若い女性と、おばさんのグループは大声で喋るので、よーく聞こえます。米国初心者の頃は日本語が聞こえると嬉しく、安心しました。今は・・・うるさいです。

NYの四季
【春】
桜、少し遅れてハナミズキなどの花が次々に咲いて、まさに最高の季節です。ただ、桜は北米大陸に自生していないため、山はもちろん住宅地でもあまり見かけません。咲いているピンクの花はハナミズキが多いです。
マンハッタンのセントラルパークには桜がたくさん植栽されていますので、お花見ができます。私は行ったことがありませんが、桜ではブルックリン植物園が有名で、日本庭園もあるそうです。
桜の開花時期については、同程度の緯度にある青森県弘前公園の開花予報が参考になります。(
Note 1)
日本と同様にガーデニングの好きな人が多く、郊外では庭を塀で囲んでいない家が多いので、歩けば様々な花を楽しむことができて心が癒やされます。
5月になっても私は肌寒く感じますので上着が必要ですが、在住の人達は既にTシャツ姿が多いです。
こちらの人の服装はバラバラです。半袖のTシャツ姿が多い陽気になっても分厚いオーバコートを着ている人がいるのは異様です。

【夏】
梅雨がないので東京より一足先に暑くなります。
6月の日中は、しばしば30度Cを超える猛暑になりますが、この頃の湿度は高くないので朝晩は冷えることがありますから要注意です。
ここNYを含む東海岸は8月になると湿度も高くなりますから、東京と同様に蒸し暑いです。ミシガン州やオハイオ州も蒸し暑かった!
知ったかぶりをして「アメリカの夏は乾燥しているから木陰は涼しいよ」と言う人がいますが、東側には当てはまりません。西側のLA(ロサンジェルス郡)なら、そのとおりです。
NYにはハリケーン(くずれ)も来襲します。NYに到達する頃には温帯低気圧になって、かなり弱まりますが、それでも大きな木が倒れて電線を切断して停電になったり、電話が不通になったりすることがよくあります。

【秋】
8月末から9月になると、ある日を境に涼しく乾燥した空気に入れ替わって、一気に秋が来るという印象です。
10月には、街道筋でも見事な紅葉を楽しめます。NYではありませんが街道筋の紅葉はこちら
NY州がカナダに隣接しているからどうか分かりませんが、カエデを植えている家も多く、町中の紅葉も綺麗です。町中の紅葉はこちら
10月も下旬になると、マンハッタンでは道路脇から湯気が立ち上りはじめます。これは、TVでよく報道される光景です。イーストリバーのルーズベルト島にある火力発電所の熱を利用してスチームをマンハッタン島へ送っているそうです。暖房はスチームが主流ですのでマンハッタン以外では、こちらのようにビルの屋上から湯気が立ち上ります。
これからは乾燥しますから、お肌の保湿と静電気の放電に要注意です。

【冬】
北海道のように厳寒の地となり、スノーストーム(雪嵐)(吹雪)が来て雪もしばしば積もります。こちらのように-10度Cは普通です。
寒さ対策として、私は厚い下着を3枚着ることにしていて、重ね着は保温効果が絶大です。毎日の洗濯は、肌に直接触れる1枚だけでいいので、重ね着をしないときと手間は同じです。最近は、保温力の高いジャンパーを買いましたので重ね着は2枚にしました。
雪が積もっても、幹線道路はもちろん、都市部の道路は自治体によって素早く除雪されます。ただし、道路と車庫の間の雪掻きは自分でやらないと、車を出せず陸の孤島になって買い物に行けなくなります。
室内では暖房によって乾燥が一層ひどくなります。静電気の発生もひどく、水道の蛇口から流れる水と指の間でバチっと派手に放電して電撃を受けるのが悩みです。下着の重ね着が静電気の発生に寄与しているのかもしれません。
この頃の出張には「孫の手」が必需品です。私の旅行バッグには、「孫の手」を常時入れてあります。ヒビケア軟膏と絆創膏も。
冬のNYから帰国すると、東京や横浜では、いくら寒い時期でも風に温もりを感じます。成田の空港ビルから出たときに何度も実感しました。

★NYは、上記のように夏は蒸し暑いですし冬は雪掻きが重労働なので、高齢者が住むのは辛いです。
住むなら西側のCA(カリフォルニア州)がお薦めです。サンフランシスコ、ロサンジェルス、サンディエゴ辺りはいかがでしょうか?
取り分けロサンジェルスは季候が温暖で住み易いです。夏は30度Cを超えますが湿度が低くて快適(こちら)、冬は薄手のジャンパーがあれば過ごせます(こちら)。
フロリダはワニに食われますし、アリゾナの夏は酷暑のうえ、タランチュラ、サソリ、そしてサイドワインダーがいますから怖いです。

マンハッタン島
この島は、オランダ人が1621年(江戸時代初期の元和7年)に作った西インド会社が1626年(寛永3)にインディアン(Native American)の代表者から僅か60ギルダーで購入したと言われます。
北北東から南南西に細長い堅固な岩盤でできた島で、北米大陸東岸のこの地域は地震がないので高層建築に最適です・・・と言うより、それしか使い道がありません。なぜなら、岩では畑にすることができないからです。
何十年か前、地球のプレートの移動ではない原因でNYが僅かに揺れたことがあって、地震を経験していない人達が多いため大騒ぎになったそうです。今なら「爆弾テロか?!」と、騒動になるでしょう。
同じ北米大陸でも西海岸では大地震が頻繁に発生しています。西海岸の地震の話題はこちら

出張者としての私
1979年10月の初回出張以来、ずっと土日が憂鬱でした。なぜなら、英会話苦手の海外初心者だったからです。
平日は米国在住者が一緒なので困ることはありませんが、休日は自力で生活しなければなりません。ホテルの筋向かいには BURGER KING があるものの、ハンバーガーでは食事をした気がしません。(この BURGER KING は2012年時点でも健在です。)
そこで、クィーンズ区にあるホテルからバスと地下鉄で、ここマンハッタンによく来ました。ホテルの前からQ12のバスでフラッシング・メインストリート駅まで行き、7番の地下鉄に乗ってマンハッタンのグランドセントラル駅下車です。
ずっと後になって分かったことですが、このホテルから徒歩15分の場所にLIRR(Long Island Rail Road)のベイサイドという駅があり、ここから電車に乗ればマンハッタンのペンステーションまで30分ほどで来ることができます。
ロングアイランドのポートワシントンとペンステーションを結ぶこの電車は地下鉄ではありませんが、マンハッタン島内では電車は全て地下を走っています。マンハッタンのハブターミナルは、ペンステーションとグランドセントラル駅です。

桜の季節のセントラルパークは素晴らしいです。一日散歩をしたら、仕事で緊張していた心が洗われました。
こちらの人達もシートを敷いて花見をしますが、日本のように飲酒が目的のパーティは見かけません。日本人のように桜の花に思い入れが深いわけではないようなので、花見のためにシートを敷いたのではなく、そこがたまたま桜の下だったのかもしれません。
セントラルパークについては、こちらに少し書いています。

最近は、米国出張に慣れたので「土日は憂鬱」どころか遊び回っています。代わりに、往復の飛行機が憂鬱です。なぜなら、いまは機内全面禁煙だからです。
成田/NYの直行便は、往路はジェットストリーム(
Note 2)が追い風となるため12~13時間で行けますが、復路は向かい風なので13~14時間かかります。往路も復路も、ニコレットが必需品となっています。
2010年の出張の際はBoeing 747ではなく、777でした。777は747より巡航速度が少しだけ遅いようで、所要時間が若干増えました。ただ、エコノミーにも全席に液晶ディスプレーが付いていて楽しめました。

犯罪被害の予防と回避
米国に限らず、日本を出たら「日本とは違う」ということを常に意識してください。
私は幸運にも、これまで強盗、スリ、置き引き等に遭ったことがありませんが、犯罪者は人命尊重などという教育を受けていないので、自分が捕まらない状況であれば平気で人を殺します(
Note 3)。
私は犯罪に遭ったことがないと言っても、それなりの注意はしています。例えば現地の住人と似た風体にするとか、バッグを置くときは常時、体のどこかで触れているとかです。
旅行カバンを自分の後ろに置いたまま切符を買ったり、何かの手続きをしたりするのは置引きを誘います。こういうときは、両足の間に挟んでください。後ろには目がありませんからリュックサックに貴重品を入れるのもダメです。
友人のO氏はマンハッタンのレストランで食事中、スーツにケチャップをかけられ(
有名な手口らしいです! ご用心!)、慌てている間にパスポートが入っているバッグを盗まれたそうです。パスポートは、現金以上に盗難に注意しなければなりません。
特集』>『米国の通貨』に書いておりますように、「強盗用の財布」を一番取り出し易いポケット(
Note 4)に用意しておくのがベストです。周囲から見えない場所で強盗に襲われたとき、抵抗したり何も出さなかったりすれば殺されますから、すぐに「強盗用の財布」を出してください。合計で$200以上入っていれば奪って逃げて行くでしょう。ただし、$100札を2枚だけ入れた財布では「強盗用の財布」だとバレてしまいます。$1札、$10札と、数種類のコインを入れておいてください。

★TSA (Transportation Security Administration) 職員による窃盗に要注意!!!
米国の空港は、乗客の安全を守るはずのTSA職員に、せこい犯罪者がいることに留意してください。
結論を言えば、盗まれたくない貴重品は預けず、手荷物として機内に持ち込んでください。
米国の空港で飛行機に乗るには、TSAによる荷物のセキュリティチェックを受けなければなりません。ところが、荷物のセキュリティチェックを行なう現場の職員に窃盗を働く者がいるのです。日本の空港では考えられない話ですが、事実です。
2004年の出張の際、同行者はPCのHDD(Hard Disc Drive)がなくなっていたそうです。その人はTSAに届出をしましたが、例え金銭面での賠償が受けられたとしても、HDに記録されたデータは戻りません。米国出張が多いその人は、「以前にもTSA職員による窃盗に遭った!」と、憤慨していました。
だいたい、TSA職員の荷物の扱い方は日本人から見れば、劣悪です。床に置いた荷物を移動するときに足で蹴飛ばすなどは当たり前です。JFK空港でもLAX空港でもそうでしたから、全米の空港で同じでしょう。当たり前でしょうが、日本とはモラルの基準が全く違います。
2010年の出張時には買ったばかりのカメラを持って行きましたので、カメラもレンズもリュックに入れて機内に持ち込みました。
私は「TSAロック対応」などというバッグは使わず、預けるバッグに鍵は一切掛けません。「TSAロック対応」でないバッグの鍵をかけると、セキュリティチェックのためにTSA職員によって壊されます。私が預けるバッグの中身は、着替えの(着替えた)下着や洗面用具、お土産等です。パスポートや財布は、着ている服のポケット、仕事の書類や文房具は機内に持ち込むリュックに入れます。ただし、ハサミやカッターナイフ等の刃物は一切機内に持ち込めませんし、ペットボトル入り水や化粧水などの液体は一定量以上は持ち込めなくなりました。この辺りのセキュリティの度合いは航空会社によっても、路線によっても違います。
日本でも警察官や検察官が犯人となる事件が発生していますからTSAばかりを責められませんが、盗みを働くTSA職員がいるということを認識しておいて下さい。

Note 1: セントラルパークの北緯40.78度は、弘前市より少し北の青森市とほぼ同じです。

Note 2: ジェットストリーム (ジェット気流)
ジェットストリームの実際のデータは、こちらに掲載しています。
地球の上空には、赤道付近では自転に起因する東風、すなわち貿易風が定常的に吹いています。一方、中緯度の上空では西風、すなわち偏西風が吹いていて、平均的には秒速30mとされており、その一部がジェットストリームと呼ばれます。
台風で秒速50mは猛烈な風ですが、ジェット旅客機が飛ぶ1万m上空のジェットストリームで秒速50mは普通です。これを時速に換算すれば毎時180Kmにもなります。
ジャンボジェット機 Boeing 747-400型機の巡航速度が毎時910Kmと仮定すると(実際にこの程度です)、時速180Kmの追い風(Tail wind)を真後ろから受けたときの対地速度は毎時1,090Kmに速まりますが、正面から向かい風(Head wind)として受けた場合の対地速度は毎時730Kmに落ちるということです。
なお、ジェットストリームは真西から真東へ一定の風が吹いているわけではなく風向と風速が変化しながら蛇行しており、蛇行の位置と高度も変化しています。また、季節によっても変化します。
それでは飛行時間を計算してみましょう。
成田空港と、NYのJFK空港の距離は大圏コースで約10843Kmですから、大圏コース、すなわち最短距離で、且つ離陸の瞬間から着陸の瞬間まで常に巡航速度の毎時910Kmで飛んだと仮定すれば所要約12時間です。
つぎに、時速180Kmのジェットストリームを追い風として受け続ける場合の毎時1,090Kmだと10時間です。
また、向かい風を受け続ける場合の毎時730Kmだと15時間です。
現実には、空港にジェットストリームは吹いていませんし、離陸してから所定高度までの上昇時間と加速が必要です。着陸時には減速と下降時間が必要です。加えて、飛行コース自体が最短でなかったり、荒天の空域を避けて迂回したり、離着陸時に旋回したりと、さまざまな要素が加わるので、単純には計算できません。
約1万メートルの上空を飛行している間に限っても、正面または真後ろからジェットストリームを受け続けるはずがありません。
下記は、私が複数回出張した中で記録が残っている2002年から2012年までの平均所要時間です。航空会社、機材、さらに季節を無視していますが、ジェットストリームの影響が大きいことが分かります。

所要時間:
①成田→JFK(約10843km) 12時間33分(主に追い風)/JFK→成田 13時間43分(主に向かい風)
②成田→LAX(約8779km)   9時間53分(主に追い風)/LAX→成田 11時間45分(主に向かい風)
③LAX→JFK(約3965km)    5時間30分(主に追い風)/LGA→LAX   6時間10分(主に向かい風)
(JFK: NY John F. Kennedy空港, LGA: NY La Guardia空港, LAX: Los Angeles空港)

私がこれまでに乗った国際線の機材はほとんどがBoeing 747-400型機で、2010年のみがBoeing 777です。777の巡航速度は747より若干遅いですが燃費はかなり良いようで、最大航続距離がなんと17000Kmとのこと。
米国内線の機材は忘れましたが、Boeing 757・767、Airbus A320等が使われています。近距離線では、さらに小さな機種です。
ところで、以前は成田からNYへ行くにはアラスカのアンカレッジで給油するのが普通でした。現在は直行便が当たり前です。しかし、私はこんな経験をしました。NY出張のとき「一番安い便で行け!」との社命に従って大韓航空で行ったことがあります。成田からJFK到着まで、何と22時間もかかるのですが、運賃は他社の直行便より安いのです。
成田を離陸した飛行機は、米国とは逆方向となる韓国の金浦空港に着陸しました。金浦空港は、着陸しようとしている旅客機に向けて大砲が設置されているのが不気味でした。
何時間か待たされ、再び日本上空を経て米国アラスカ州アンカレッジで給油のために再度着陸しました。待っている間、ずっとポテトチップスを食べ続けているメタボの若い女性がいました。
ついでながら、アンカレッジ空港の待合室にはソバ屋さんがあって、日本が頑張っていることを嬉しく感じました。
1983年(昭和58)9月1日にアンカレッジ発の乗客268人を載せた大韓航空Boeing 747型機がサハリン上空で(旧)ソ連軍の戦闘機に領空侵犯をしたとして撃墜されたのは、その出張の直後でした。


Note 3:Pichori』のサイトの制作者曰く「フィリピンの強盗は、先ず殺してから奪い取る」そうです。NYの強盗の方が、まだマシです。
それでもNY在住の知人宅から数軒先で一家皆殺しという強盗殺人事件がありました。知人は大きなショックを受けてすぐに治安が良い地域に引っ越しましたが、その後も「強盗が複数だとピストルでは対抗しきれないので機関銃を買う!」と真剣に検討し、結局は散弾銃を装備しました。「水平に撃つと弾が隣の家に飛び込むので、上の、あの辺りから下向きに応戦するんだ。」などと研究していました。
さらに、その人は「強盗が敷地に入った時点で射殺するのがベストだ。赤外線カメラで検出と位置決めをして自動的に矢を発射する装置を作る。」とも言っていました。強盗ではない善良な来訪者をどう見分けるのか心配しましたが、その装置は作らずじまいでした。

Note 4: 一番取り出し易いポケットといっても上着の内ポケットの場合、相手はピストルを出されると勘ぐりますから、「ココ!」と指差してください。

外部リンク: MTA (The Metropolitan Transportation Authority)LIRR (Long Island Rail Road)スケジュール・運賃
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