上空から望む富士山 2017

『上空から望む富士山 2017』  撮影場所: 青木ヶ原樹海付近の上空約3万フィートより Googleマップ 河口湖から本栖湖  撮影日時 2017/11/25 12:55:11
カメラ機種名: Canon EOS-1D X Mark II, 撮影モード: 絞り優先AE, 絞り数値: 8.0, シャッター速度: 1/320, ISO感度: 100, 測光方式: 評価測光, 露出補正: 0, ホワイトバランス: オート(ホワイト優先), 測距エリア選択モード: 領域拡大AF:上下左右, ピクチャースタイル: ディテール重視, 長秒時露光のノイズ低減: 自動, 高感度撮影時のノイズ低減: 標準, 高輝度側・階調優先: しない, オートライティングオプティマイザ: 強め, 周辺光量補正: する, 色収差補正: する
レンズ: EF24-70mm f/2.8L II USM, 焦点距離: 57.0mm,画像サイズ: 5364x3576を1024x683にリサイズ
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写真にマウスカーソルを乗せると富士山がクローズアップされます。下記の富士スバルラインと大沢崩れは、この画面の方が見やすいです。
画面の左上に相模湾、上端、やや左の影は伊豆大島のようです。相模湾の手前に箱根連山と芦ノ湖、富士山の左にぽっかり浮かんでいる雲の向こうに御殿場市街、写真の右上に伊豆半島、その手前に駿河湾、富士山山頂の右手に愛鷹山(標高1504.2m)、写真中央付近に富士スバルラインが見えています。糸くずのように見える富士スバルラインの左端が五合目の駐車場(標高2305m)、右手の折り返し地点の先が大沢崩れです。山頂右端の最高峰剣ヶ峰(標高3776m)のすぐ手前から崩れているのがわかります。
写真の下、やや左に見える白い部分は、ふじてんスノーリゾートのようです。以上の位置関係から推測しますと、飛行機の現在位置は青木ヶ原樹海付近の上空ということになります。

ただいまJAL 609便 Boeing 767-800 で羽田空港から長崎へ向かっています。この辺りまで来ると上昇フェーズは最終段階となり3万フィート(約9千m)前後の巡航高度に近付きます。
この写真は、窓ガラス越しということもあり若干眠い画像ではありますが撮れただけマシです。このときの帰りと2018年1月3日 & 5日の往復の際には全く見えませんでした。機上から富士山を撮れるか否かは座席の位置と、天候次第です。羽田から長崎への往路は飛行機の左側に見えることが多いようですが、航路はその都度違います。とりわけ我々のようなシニアー割りの搭乗者は座席を選べませんので、よほど幸運でない限り富士山を見ることすら難しいです。上の写真が撮れたのは極めて珍しく、お陰様で長生きできそうです。

ところで、2017年11月と2018年正月の長崎往復は長崎で不幸があったためで、何れもJALのシニアー割りで行きました。65歳以上限定のシニアー割りは、空席の穴埋め用サービスです。予約はできず、空港へ到着した時点で空席があれば約6割引き(通常料金約4万円のところ1万6千円前後)で乗れるという、たいへん不確実ながら安いことから、JALも搭乗者もお互いにメリットがあると思います。
2017年11月は往復とも、空港に行った時点で次の便に空席があって、すぐに乗れました。
しかし2018年1月は、そうは行きませんでした。1月3日の長崎行きは帰省ラッシュの逆コースのためか問題なしでしたが、帰りの1月4日は49日法要が済んで夕方に長崎空港へ行ったため空席なしで近所のビジネスホテル泊でした。
このような場合、当然ではありますが1名のみですと、すぐに乗れる可能性が高いです。今回は我々夫婦と妻の姉1名でした。2018年1月4日に、その姉1名を優先しつつJALと重複してスカイマークでキャンセル待ちをしましたところ、間もなくスカイマークから「1名様なら」という申し出があって、姉は4日のうちに埼玉まで帰ることができました。我々夫婦は、「あくまでも2名一緒」ということですので、4日には羽田へ戻れませんでしたが、空港に近いビジネスホテルは2名で\7,600と、安くて助かります。翌1月5日早朝に長崎空港へ行きましたところ、すぐに搭乗することができました。
以上のことからシニアー割りはスケジュール優先の場合には不適当ですが、年末/年始・ゴールデンウイーク・お盆等の時期を除けば活用すべきと思います。我々のようなじいさんとばあさんのように、帰宅はいつでもいい(そうでもないですが)というケースには最適です。

外部リンク: 富士山表富士宮口登山組合  富士五湖.TV  (財)ふじよしだ観光振興サービス富士山レーダードーム館  フライトレーダー24(flight radar 24)
各地区公式サイト: 静岡県のサイト富士宮市

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